お塩ひかえめレシピ
管理栄養士さんに教えていただきました

「ラ・クチネッタ」でご紹介する品々は、素材の味を生かしたナチュラルなものばかり。
野菜、お肉、お魚の旨味や香りをしっかりと引き出してくれるので、上手にお塩を減らすことができます。
管理栄養士さんに教えていただいた減塩(適塩)レシピをご紹介いたします。
生きるために欠かせないお塩。上手にお付き合いして、健やかな日々をお過ごしいただけますように…
*毎月17日「減塩の日」に更新いたします
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さつまいもとトマトのポタージュ 二つの異なる自然な甘さ。素材の持ち味が調味料。 ピスタチオの香ばしさをトッピングしてワンランクアップ。 |
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焼きなすのトマト風味 旬の食材の美味しさを活かし、調味料は控えめに。 香り豊かなトマトソース料理。 |
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棒棒鶏(バンバンジー) コラトゥーラのうま味エキスで濃厚ごまだれ。 唐辛子の辛みを利用して塩分控えめ。 |
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焼きいわしのバルサミコマリネ ホワイトバルサミコ酢一本で まろやかな風味のマリネが簡単に出来上がり。 |
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野菜の蒸し焼き アンチョビドレッシング たっぷり野菜で体内の余分な塩分を排出。 酸味と旨味を合わせたアンチョビドレッシング。 |
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じゃがいものジビッボソース ほのかなぶどう風味の洋風味噌ソース。 豆腐や茄子、スティック野菜と合わせても。 |
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ゆで豚の香味ソース コラトゥーラの深みのある旨味を活かした一品。 香味野菜にごまの香ばしさもきかせて。 |
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鯛の洋風ちらし寿司 甘みがある鯛を、レモンオリーブオイルで洋風に。 塩分が気になる方へおすすめのちらし寿司。 |
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春野菜のピクルス フルーティーでやさしい酸味のホワイトバルサミコ酢で。 お塩を使わずに。 |
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菜の花とヤリイカのレモンマリネ 菜の花と旬のヤリイカを使った春を感じるマリネ。 酸味と香りを利用します。 |
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鶏肉のイエロートマトソース お塩に頼らず食材が持つ「うま味」を活かします。 |
日本人の食事摂取基準(2020年版)より
【食塩相当量(目標量)】
・18歳以上男性:7.5g/日未満
・18歳以上女性:6.5g/日未満
※世界保健機関(WHO)は、成人の食塩摂取量として5.0g/日未満を推奨しています。
さつまいもとトマトのポタージュ
素材の味を最大限にいかし、調味料は控えめに。
さつまいもとイエロートマトの味を楽しめる、上品な味わい。

<材料 2人分>
・さつまいも(皮なし) 120g
・ラ・クチネッタ 有機カラフルミニトマト ゴールデンイエロー 100g
・牛乳 160ml
・ラ・クチネッタ 有機野菜のブロード(だし) 少々
・ラ・クチネッタ ピスタチオダイス(粗刻み) 少々
<作り方>
1. さつまいもは、皮をむき適当な大きさに切って水にさらします。鍋に入れて、さつまいもが隠れる程度に水を加え、軟らかく煮ます。※水分が残っていたら廃棄します。
2. 1とゴールデンイエロー、牛乳をフードプロセッサー(ミキサー)に入れて滑らかにし、裏ごしします。
3. 鍋に2を入れて温め、野菜のブロードで味を整えます。
4. 器に盛り、ピスタチオを飾ります。
<栄養成分 1人分>
エネルギー 157kcal
たんぱく質 4.0g
脂質 3.5g
塩分 0.6g
カリウム 589mg
※ゴールデンイエロー、有機野菜のブロード、ピスタチオダイスのカリウム値は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)トマトソース、固形ブイヨン、ピスタチオを参考にしています。
二つの異なる自然な甘さ 素材の持ち味が調味料
さつまいものやさしい甘みとトマトのさっぱりした甘み、二つの異なる甘さを組み合わせ、どちらの味も程よく感じる、舌触りなめらかなポタージュです。
素材の味を最大限にいかし、調味料は控えめに。ゴールデンイエローに含まれるわずかな塩味を利用して、野菜のブロードは隠し味程度に入れています。さつまいもとゴールデンイエローの味を楽しめる、上品な味わいです。
「緑の宝石」=ピスタチオを散りばめて、リッチな美味しさをトッピング。ピスタチオの香ばしさが加わり、ワンランクアップのポタージュに仕上がります。
汁物は、塩分が多くなりがちですが、とろみがついているものは味を感じやすく、素材の持ち味を調味料として活用することで、塩味を控えた味付けでもおいしくいただけます。
暑い季節は、冷やして、気温が下がるこれからの季節は温めてお召し上がりください。
焼きなすのトマト風味
焼きなすをトマトソースで洋風に仕上げました。
旬の食材の美味しさを活かし、調味料は控えめに。

<材料 2人分>
・なす 2本(大きめのもの)
・枝豆 20粒程度
・ラ・クチネッタ 有機トマトたっぷりソース 大さじ4
・サポーリ アンチョビ塩漬 1尾
・ロマーノ レモンオリーブオイル 小さじ1
<作り方>
1. なすは、がくを取り除き、縦に浅い切り込みを数か所入れて、グリルや網で焼きます。手で触れるくらいになったら、皮をむきます。食べやすい大きさに切り、冷蔵庫で冷やします。
2. 枝豆は、ゆでてさやから取り出し、薄皮を取り除きます。
3. アンチョビは、指で身を開き、骨を外して塩を流水で洗い刻みます。
4. トマトソースとレモンオリーブオイル(半量)を混ぜます。
5. 1、2、3を4に入れて、絡めます。
6. 盛り付けして、残りのレモンオリーブオイルをかけて香りをつけます。
<栄養成分 1人分>
エネルギー 57kcal
たんぱく質 2.7g
脂質 2.7g
塩分 0.4g
カリウム 341mg
※有機トマトたっぷりソース、アンチョビ塩漬、レモンオリーブオイルのカリウム値は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)トマトソース、アンチョビ、オリーブオイルを参考にしています。
旬のなすを使った香り豊かなトマトソース料理
焼きなすをトマトソースで洋風に仕上げました。なすとトマトの相性は抜群です。 皮ごと香ばしく焼いたなすは、ふっくらしっとり。香り豊かなトマトソースが絡み、和食で定番の焼きなすが、いつもと違う雰囲気に。
トマトソースだけでも十分おいしいですが、アンチョビ塩漬の塩味とうま味で、フレッシュなトマトのおいしさがさらにアップし、レモンオリーブオイルの上品な香りでなすは絶品。トマトの甘さとほんのりしお味がする、インパクトのある、トマト風味の焼きなすの出来上がりです。
旬の食材・新鮮な食材は、味が良く、素材そのものの味をいかすことで調味料を控えた味付けが可能です。 季節を感じ、旬の食材を取り入れ、適塩生活を続けられたらいいですね。
枝豆の食感も楽しめる、暑い季節に、冷菜としてお勧めの一品です。 トマトソースで気軽に作れる、洋風の焼きなすをお試しください。
棒棒鶏(バンバンジー)
料理に奥深い味わいを感じさせるコラトゥーラを棒棒鶏のごまだれに使っています。
唐辛子の辛みを利用して、塩分は控えめに。

<材料 2人分>
・鶏むね肉(皮なし、スライス) 200g
・きゅうり 1本
・水菜 2株
・グエルゾーニ 有機ホワイトバルサミコ酢 大さじ1.5
・白練りごま 大さじ1
・サポーリ コラトゥーラ(アンチョビエッセンス) 小さじ1
・一味唐辛子 適量
<作り方>
1. 調味料を合わせて、冷蔵庫で冷やしておきます。
2. 鶏むね肉は、沸騰したお湯に少量の酒(分量外)を入れて火を通します。お好みの太さの棒状に切ります。※手で裂いても大丈夫です。
3. きゅうりは、千切りにします。
4. 水菜は、5~6cm長さに切ります。
5. お皿に2~4を盛り、1をかけます。お好みで一味唐辛子をふりかけます。
<栄養成分 1人分>
エネルギー 196kcal
たんぱく質 22.0g
脂質 6.9g
塩分 0.9g
カリウム 684mg
※ホワイトバルサミコ酢、コラトゥーラのカリウム値は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)バルサミコ酢、いしるを参考にしています。
マイルドな味わい、強いうま味エキスで濃厚ごまだれ
塩味とともにうま味を含み、料理に奥深い味わいを感じさせるコラトゥーラを棒棒鶏のごまだれに使っています。
マイルドな味わいで強いうま味のエキス=コラトゥーラを入れるだけで、いつも使う練りごまのコクと甘みに、深みが増します。
ホワイトバルサミコ酢の果実味を加え、まろやかな風味の仕上がりに。
唐辛子の辛みを利用して、塩分は控えめです。
香り豊かな練りごまに、ホワイトバルサミコ酢の心地よい酸味と自然な甘みが絶妙です。コク深いごまの風味が、脂質が少なく淡白な鶏むね肉料理にぴったりです。
しっとりした鶏むね肉を、濃厚でなめらかなごまだれでお楽しみいただけます。 少ない調味料で手軽に作れる棒棒鶏を、是非、お試しください。
焼きいわしのバルサミコマリネ
さっぱり爽やかな焼きいわし&玉ねぎのホワイトバルサミコ酢のマリネ。
風味の高いオリーブオイルでグリーン感をプラス。

<材料 2人分>
・いわし(開き) 4枚
・ズッキーニ 小1/2本
・紫玉葱(玉葱) 中1/4個
・パセリ 適量
・酒 大さじ1
・ラ・クチネッタ 有機野菜のブロード(だし) 小さじ1/2
・グエルゾーニ 有機ホワイトバルサミコ酢 60ml
・ラグーソ ラ・クチネッタ 有機エキストラヴァージン・オリーブオイル 大さじ1
<作り方>
1. ズッキーニは、ピーラーで薄くスライスします。軽く湯通しして水気をきり、水分を拭き取ります。
2. 紫玉葱は、薄くスライスし、水にさらし水気をきります。
3. いわしに、酒をふり5~10分程おき、水分を拭き取ります。野菜のブロードをふり、魚焼きグリルで焼きます。
4. 容器に、ホワイトバルサミコ酢とオリーブオイルを入れてマリネ液を作ります。1~3を入れ、20分程おきます。
5. 4をお皿に盛り、パセリを飾り完成です。
<栄養成分 1人分>
エネルギー 206kcal
たんぱく質 13.9g
脂質 9.0g
塩分 0.4g
カリウム 446mg
※野菜のブロード、ホワイトバルサミコ酢、オリーブオイルのカリウム値は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)固形ブイヨン、バルサミコ酢、オリーブオイルを参考にしています。 ※マリネ液は50%を摂取量として栄養価計算しています。
やさしい野菜と旨味とハーブの香り
酸味と甘みのバランスが丁度よいホワイトバルサミコ酢を使ったお魚のマリネです。ホワイトバルサミコ酢一本で、まろやかな風味のマリネが簡単に出来上がります。
いわしは、いわしそのものの塩味を利用し、野菜のブロードで軽く下味と香りをつけて焼いています。ハーブがお魚の生臭さを軽減させる効果も。 やさしい野菜の旨味とハーブの香りが加わり、いわしの味を引き立てます。
風味が高く素材を活かすオリーブオイルでグリーン感をプラスです。
軽く湯通ししたズッキーニは、生に近い食感を楽しめます。クセがなくどんなお料理にも使え、バルサミコ酢の甘さをより感じることができます。
素材一つひとつを味わった後は、それぞれ組み合わせてお召し上がりいただくと色々な発見があります。お勧めは、いわし&玉ねぎ、さっぱり爽やかです。 お気に入りの食べ方を見つけてみてくださいね。
野菜の蒸し焼き アンチョビドレッシング
酸味とうま味を合わせたアンチョビドレッシングで、
野菜をたくさん食べられるレシピです。

<材料 2人分>
・チンゲン菜 大1/2株
・玉葱 小1個
・エリンギ 大1本
・パプリカ(お好みのお色) 1/4個
・筍(あく抜きしたもの) 40g
・ホワイトセロリ(飾り) 適量
・にんにく 1片
・サポーリ アンチョビ塩漬 1尾
・オリーブオイル 小さじ1
・水 大さじ2
・グエルゾーニ 有機赤ワインビネガー 大さじ2
・ロマーノ レモンオリーブオイル 小さじ1/2
・黒こしょう 適量
<作り方>
1. にんにくは、2等分にして薄切りとみじん切りにします。
2. アンチョビは、指で身を開き骨を外し、流水で塩を洗い刻みます。
3. みじん切りにしたにんにくとアンチョビの半量を、赤ワインビネガーとレモンオリーブオイルと混ぜておきます。
4. 玉葱は、1~1.5㎝厚さの輪切りにします。
5. チンゲン菜は、縦に2等分に切ります。
6. エリンギは、長さを2等分にして、縦に4~6等分に切ります。
7. パプリカと筍は、食べやすい大きさに切ります。
8. フライパンに、オリーブオイルと薄切りにしたにんにくを入れ、加熱します。4~7を入れて焼きます。焼き色が付いたら裏返して、アンチョビの残り半量と水を加え、蓋をして弱火で野菜に火が通るまで加熱します。
9. 8を盛り付けして、ホワイトセロリを飾り、3をかけます。
<栄養成分 1人分>
エネルギー 82kcal
たんぱく質 2.7g
脂質 3.3g
塩分 0.3g
カリウム 443mg
※アンチョビ塩漬、有機赤ワインビネガー、レモンオリーブオイルのカリウム値は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)アンチョビ、ぶどう酢、オリーブオイルを参考にしています。
たっぷり野菜で体内の余分なナトリウムを排出
加熱して甘みが増したお野菜に酸味とうま味を合わせたドレッシングで、お野菜をたくさん食べられるレシピです。
しっかりした酸味の中にほんのり甘みがするワインビネガーに、アンチョビ塩漬を少量入れることで、まろやかな塩味とお魚の風味が加わり、味わい豊かなドレッシングに仕上がります。
お酢の酸味を活用することで、塩味を抑えても味に物足りなさを感じにくく、減塩しやすいです。
生きるために欠かせないお塩(塩化ナトリウム)ですが、とり過ぎには注意したいところ。お塩のとり方=“減塩”と同時に、ナトリウムを出す=“排塩”にも目を向けると良いかもしれません。
ミネラルの一種「カリウム」には、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。野菜類(野菜・海藻・きのこ類)にも含まれ、国が推奨する量をとることでカリウムの摂取量も目標量に近づきます。
野菜類が主材料のお浸しやサラダなどの副菜料理でしたら、1日5~6皿分(350g以上)が目安です。
野菜類を取りながら上手にお塩を控えていけたらいいですね。
※このレシピでは、2皿分の野菜類をとることができます。
※腎臓の機能が低下している方、高カリウム血症の方は、カリウムのとり方に注意が必要です。
※カリウムは、さまざまな食品に含まれ、通常の食生活で不足することはないと考えられています。サプリメントは含みません。
日本人の食事摂取基準(2020年版)より
【カリウム(目標量)】
●成人男性:3000㎎以上/日
●成人女性:2600㎎以上/日
※腎臓の機能が低下している方、高カリウム血症の方は、当てはまりません。
※WHOのガイドラインでは男女とも3510㎎/日を推奨しています。
じゃがいものジビッボソース
じゃがいもに洋風の味噌田楽ソースをあわせたレシピです。
ソースに、ジビッボぶどうのスプレッドを使用しました。

<材料 2人分>
・じゃがいも 中2個
・ベビーリーフ(飾り) 適量
・レモンの皮(飾り) 適量
・ボノモ ジビッボ種ぶどうのスプレッド 大さじ1
・味噌 小さじ1
・レモン汁 小さじ1/2
<作り方>
1. スプレッドと味噌、レモン汁を合わせておきます。
2. じゃがいもは、皮をむき食べやすい大きさに切ります。鍋に入れて水からゆで、軟らかくなったら水気をきります。再び加熱し、水分を蒸発させます。
3. 2を盛り付けして、1をかけます。ベビーリーフを添えて、刻んだレモンの皮を飾ります。
<栄養成分 1人分>
エネルギー 88kcal
たんぱく質 1.9g
脂質 0.2g
塩分 0.4g
カリウム 502mg
※ジビッボぶどうのスプレッドのカリウム値は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)ぶどうジャムを参考にしています。
ジビッボぶどうの自然な甘さで味を調和
味がしっかりした味噌田楽のたれは、意外に味噌や、砂糖(みりん)をたくさん使用します。
ジビッボぶどうだけを煮詰めて作ったスプレットは、適度な水分を含み程よい甘味で、少量の味噌で味のバランスをとることができます。
ぶどうの自然な甘さは、口に残らず後味すっきり。フルーツ味のお砂糖のような感覚で使いました。レモン汁を少量加えて、爽やかなソースに仕上げています。
ソースは、加熱すれば濃度の調整が可能です。味噌田楽風に豆腐や茄子とあわせるのもおすすめです。スティック野菜やグリル野菜のディップとしても。
レモン汁は、はっきりした味付けにしたい時は控えるなど、合わせる食材によりお好みでお使いください。
ほのかなぶどう風味の洋風味噌ソースをぜひお試しください。
ゆで豚の香味ソース
香り豊かな香味野菜に、ごまの香ばしさをきかせたレシピです。
コラトゥーラの深みのある旨味をいかし、さらりとお肉を召し上がれる一品。

<材料 2人分>
・豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用) 200g
・レタス 3~4枚
・にら 2~3本
・生姜 1/2片
・サポーリ コラトゥーラ(アンチョビエッセンス) 小さじ1
・かつおだし 大さじ2
・ごま油 小さじ1/2
・白炒りごま 小さじ1
<作り方>
1. にらは、2㎜幅に刻みます。生姜はみじん切りにします。
2. 豚ロース肉は、少量の酒(分量外)を入れた熱湯に入れて色が変わったら取り出します。
3. 小鍋に、1と出し汁を入れて、ひと煮立ちさせます。火を消して、コラトゥーとごま油、白炒りごまを加えます。
4. ちぎったレタスの上に2をのせ、3をかけます。
※豚肉は、湯通しして温かい状態で、または冷水にとって冷やして、どちらでもお好みでお召し上がりいただけます。
<栄養成分 1人分>
エネルギー 261kcal
たんぱく質 15.5g
脂質 19.9g
塩分 0.9g
カリウム 467mg
※コラトゥーラのカリウム値は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)いしるを参考にしています。
香りと旨味で深い味わい
香りと旨味を活用したレシピです。
コラトゥーラ(アンチョビエッセンス)の天然のうま味を利用し、香味野菜で香りを補うことで、薄味でも物足りなさを感じることなく、塩分を控えることができます。
カタクチイワシの塩漬けを原料に作られた魚醤“コラトゥーラ”は、うま味成分の一つであるグルタミン酸を含み、料理に塩味とともに旨味を加えてくれます。少量でコクや深い味わいを感じさせる調味料です。
魚のお出汁を含んだキリっとした塩分が、料理のアクセントになり、シンプルな味付けでもワンランク上のおいしさに仕上がります。
香味野菜は、香りや風味をつけて料理を引き立てます。肉の臭み消し効果もあります。
豚肉と合わせた香味野菜の香りと、コラトゥーラの旨味をお楽しみください。
鯛の洋風ちらし寿司
甘みがある鯛を、レモンオリーブオイルで洋風にお楽しみいただけます。
塩分が気になる方にもお勧めのちらし寿司です。

<材料 2人分>
・米飯(硬め、炊き立て) 300g
・グエルゾーニ 有機白ワインビネガー 大さじ2.5
・ロマーノ レモンオリーブオイル 小さじ1/2
・塩 小さじ 1/6
・白炒りごま 小さじ1
・鯛(刺身用) 100g
・塩 一つまみ
・グエルゾーニ 有機白ワインビネガー 大さじ1
・ロマーノ レモンオリーブオイル 小さじ1/2
・黒こしょう 適量
・卵 1個
・油 適量
・ラディッシュ(根) 1~2個
・スプラウト 適量
・スナップエンドウ 6本
・ラディッシュ(葉) 適量
<作り方>
【酢飯】
1. ワインビネガーと塩を混ぜておきます。
2. ボールに米飯を入れ、1を加えます。うちわなどであおぎながら、切るように混ぜます。レモンオリーブオイルと白炒りごまを入れて混ぜます。
【具材】
1. 鯛は、薄く削ぎ切りにします。盛り付け直前に塩をふり、ワインビネガーとレモンオリーブオイルをかけます。
2. 卵は、錦糸卵にします。薄く油を敷いたフライパンに、溶き卵を流し入れ薄く焼き、2~3㎝長さの細切りにします。
3. ラディッシュの根は、薄い輪切りにします。
4. スプラウトは短く切ります。
5. スナップエンドウは、筋を取り色よくゆでます。
6. ラディッシュの葉は、10㎝程度に切ります。
【盛り付け】
1. 皿にセルクル型をおき、半量の酢飯を敷きつめ、錦糸卵をのせます。残りの酢飯をのせ表面を平らにして、静かにセルクル型をはずします。
2. 1に、ラディッシュをずらしながら全体にのせます。
3. 2に鯛をのせ、スプラウトを飾ります。
4. スナップエンドウとラディッシュの葉を添えます。
※セルクル型8.5㎝を使用しています。
<栄養成分 1人分>
エネルギー 385kcal
たんぱく質 15.9g
脂質 8.1g
塩分 1.1g
カリウム 406mg
※有機白ワインビネガー、レモンオリーブオイルのカリウム値は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)ぶどう酢、オリーブオイルを参考にしています。
適度なオイルの活用で塩味に頼らない味付け
酢飯にワインビネガーとオリーブオイルを使ったちらし寿司です。砂糖は使わず、ワインビネガーの甘みを利用しています。 香ばしい炒りごまと香りが良いレモンオリーブオイルを少量入れて、味にメリハリを出しました。
ちらし寿司は、酢飯と具材の両方に味付けをするため、塩分が多めのお料理です。 具材にも酸味とオイルを活用して、塩味に頼らない味付けにしています。 オイルの適度な活用は、食材や調味料が持つうま味やコクを増し満足感を得られます。有効的に使うことで塩分を抑えた料理に役立ちます。
レモンの爽やかな香り高い酢飯は、クセのない鯛にピッタリです。酢飯に入ったオイルは気にならず、程よい酸味であっさり食べられます。ぜひ、おためしください。
春野菜のピクルス
ホワイトバルサミコ酢の程よい酸味と甘み、新玉ねぎの甘みと香りで風味が良いピクルスです。
シャキシャキ、シャリシャリ、ポリポリ、3種類の野菜の食感の違いを感じられ、箸休めにもおすすめです。
春ならではの野菜の美味しさをお楽しみいただけます。

<材料 2人分>
・春キャベツ(キャベツ) 1枚
・新玉ねぎ(玉ねぎ) 中 1/4個
・アスパラ 2本
・グエルゾーニ有機ホワイトバルサミコ酢 60ml
・黒こしょう 適量
<作り方>
1. 春キャベツは、食べやすい大きさに切ります。
2. 玉ねぎは、1〜1.5cm幅のくし形に切ります。
3. アスパラは、軽くゆでて食べやすい長さに切ります。
4. 1、2、3を容器に入れて、冷蔵庫で2〜3時間漬けます。
※ピクルス液が少なめですので、途中で混ぜると均一な味に仕上がります。
※ピクルス液を薄めにしたい方は、水50ml加えてもおいしくいただけます。漬ける時間は多少長くなります。
<栄養成分 1人分>
エネルギー 44kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 0.2g
塩分 0g
カリウム 166mg
※ピクルス液は50%を摂取量として栄養価計算しています。
※ホワイトバルサミコ酢のカリウム値は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)バルサミコ酢を参考にしています。 -->
フルーティーでやさしい酸味は減塩の心強い味方
お塩を使わないピクルスのご紹介です。
まろやかな酸味を利用して、ホワイトバルサミコ酢のみでつくりました。ワインビネガーより甘みがあり濃厚ですので、食べやすく仕上がります。アクセントに黒こしょうでピリリと。
使う野菜は、プリーツ状で葉がやわらかく生で食べたい春キャベツ、水分が多くみずみずしくて辛みの少ない新玉ねぎ、春を感じさせるアスパラです。
新玉ねぎは水にさらさず、そのまま漬けました。新玉ねぎでも辛みを感じる時や普通の玉ねぎを使う場合は、熱湯に軽く通すと辛さを和らげることができます。
バルサミコ酢やワインビネガーは、素材にナトリウム(食塩の成分の一部)が若干含みますが、作る過程で食塩を加えておりませんので、塩分はほとんど含みません。
ぶどうのフルーティーな香りとやさしい酸味のホワイトバルサミコ酢は、減塩には心強い調味料です。ぜひお試しくださいませ。