9月下旬頃に予約開始の予定です。
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バーギス 職人パネットーネ
100年生き続ける本物の天然酵母、自然の栄養たっぷりの卵、石臼挽きセミインテグラーレの粉、香り豊かなベルギー産バター、手作りのオレンジのシロップ漬け、ふっくら柔らかなレーズン...昔ながらの製法で、時間をたっぷりとかけ、丁寧につくられたバーギズのパネットーネ。しっとりとして風味高く、身体にも優しい美味しさ。もちろん、添加物は不使用です。
「パネットーネ」はイタリアで生まれたクリスマスの伝統菓子です。何日かかけて少しずつスライスしていただきます。焼きたてが一番ということでもなく、時間とともに少しずつ熟成し、味わいが深まります。伝統的な製法であれば、1-2か月後が食べ頃とも言われています。
幸せなホリデーシーズンのおともに
最近は日本でもパネットーネをよく見かけるようになりましたが、本物といえるのはまだ希少。バーギズはパネットーネを何よりも愛する職人ファビオさん(写真右)、リカルドさん(写真左)の二人が営む北イタリアの小さな菓子工房。伝統的なレシピと厳選された素材で80時間をかけて最高のパネットーネを作っています。
ご家族で召し上がったり、お友だちにおすそ分けしたり...幸せなホリデーシーズンのおともに、お楽しみいただけますように。
本年の価格につきまして:
製造に関わるエネルギーや資材の価格上昇、輸入費用の高騰、ユーロ高の状況等、諸般の事情により価格を改訂させていただきました。何卒、余儀ない事情をご理解いただき、今後とも変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。
パネットーネの歴史
パネットーネの歴史は古く、12世紀ごろにはすでに作られていたと言われています。もともとは北イタリア、特にミラノに伝わる焼き菓子です。ミラノを統治していたスフォルツェスコ家の厨房で、大切なクリスマスのお祝いの席のお菓子をこがしてしまった見習いのトーニさんが即興で作ったお菓子が「Pane di Toni」トーニのパンと呼ばれるようになった、など諸説あります。
北イタリア独特の天然酵母を使って作られたクリスマス菓子は、長く保存することが可能でした。また、庶民にとっては高級ともいえるバターをたっぷり使った贅沢なお菓子は、特別な時期のクリスマスにぴったりでした。
20世紀に入ってからの工業化で、パネットーネは一気に広まりました。保存料の登場、そしてビール酵母から作った粉状の天然酵母により、短時間で簡単に発酵させることができるようになり、イタリア人の暮らしに入り込んでいきました。
ここ数年はシチリアでも名産のピスタチオを使って作るなど、さまざまなパネットーネがイタリア各地で生まれ、イタリア中で食べられています。